バルーンスカートの特徴

バルーンスカートは風船のように丸く膨らんだシルエットを特徴とするスカートのことを言います。バルーンスカートの長さを変えることで、キュートな感じにも大人のイメージに変わります。バルーンスカートはポップな弾んだ感じに着こなすのが基本なので、使われる素材は裾のふんわり感を出すため、張りがある軽い生地であることがバルーンスカートの特長を活かすためには大切です。
バルーンスカートの具体的な特徴はウエストと裾をギャザーやプリーツで絞り、ウエストから膝までの部分を風船のようにフワッと膨らませたもや、スカートの裾を、折り目を付けずに無造作に折り返しただけで、バルーンのようなふっくらしたイメージを表現したものもあります。このようにふんわり感や軽やかなフワッと膨らむデザインを活かすためにはデザインやカラーだけでなく使われている生地にも注意する必要があります。使われる生地によっては、膝から太もも周辺で生地がだぶついているような変なボリューム感が出て、太っているように見えることがあるので、注意が必要です。

バルーンスカートのコーディネート

バルーンスカートはふんわりとした丸みを出した可愛い感じのスカートなので、アウターは丈の短いジャケットなどだとその良さを活かせます。ボトムスがシンプルなので、トップスはアクセントになるよう柄物やデザイン物などにするか、フィット目のものを組み合わせるコーディネートの考え方もあります。基本的な考え方は、ボリュームの少ないトップスの方が、バルーンスカートには合わせやすいということです。それにポイントやアクセントが加われば全体のバランスも良くなります。丈の短いミニバルーンスカートにはブーツが合うと思います。それにレギンスやスパッツ、タイツなどと合わすのも可愛いですね。
注意しないといけないのは、トップスやアウターの選定を間違えると、バルーンスカートのふんわり感やキュートな感じを殺してしまうばかりか、ボテッとした太った感じに見えたり、子供の遊び着のようになってしまうことがあります。

バルーンスカートの作り方

バルーンスカートを自分で作りたいと思っている人は結構いるようです。バルーンスカートを自作する人のほとんどは、自分のためではなく子供に履かせることを目的として作るようです。そのような人たちのために、ネット上にはバルーンスカートの作り方を紹介するサイトもあります。インターネットで「バルーンスカート 作り方」と検索するとトップから、その作り方が書かれているサイトが表示されると思います。
バルーンスカートのふんわりしたキュートな感じは、小学生くらいの女の子用のちょっとしたお出かけや、遊び着として履かせるにはちょうど良いようです。バルーンスカートは、縫い代が全部内側に隠れてしまって見えなくなるし、ちょっとくらいの失敗なら遊び着にしてしまえばよいので、気楽に作ることができます。
ミシンなどなくても出来ますので、時間とやる気がある方は、一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。

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